ディプロマクラスについて
「よせもの」に関わる3つのプロフェッショナルを校長の高橋正明が直接、指導します。
『よせものデザイナー』・ 『よせもの職人』・ 『よせもの作家』
講師である高橋正明は、長年、OEM製作の依頼を受けながら、企業に対して「よせものデザイナー」を育成したり、それらのデザインをサンプル製作からよせものでの量産製作まで対応してきました。また、用途も小さなボタンから大きなオブジェなど、世界でも類を見ない種類の作品を多数製作してきた実績があります。そして、自身のブランド[MASAAKi TAKAHASHi]を立ち上げてから10年以上のブランディング活動で見えてきた、「作家」としての所作も蓄積しています。その後、文化服装学院での指導経験から、指導カリキュラムをよりプロ意識の高いスクール用にアップデートしました。これらコスチュームジュエリー制作、ブランディング、指導に捧げてきた叡智を伝え、プロへの道、究極の趣味への道を後押しします。各クラスでは、試験の合格者だけに、「よせものデザインスクール」による修了認定証を発行し、活動の付加価値を与えることによりブランド活動のサポートを目指しています。 基礎から応用までステップアップ型のカリキュラムです。
デザインクラス
4days
ものづくりにおいて、デザイナーと職人は、共通言語を使用し、同次元の意思疎通を必要とします。また、作家を目指すには、そのどちらも必要となり、さらに、自ら作品の説明を行うことで付加価値が高まります。
「デザインクラス」では、基礎となる、「よせもの」についての歴史や、「よせもの」特有なデザイン手法を学びます。また、デザイナーとしても豊富なクリスタルガラスの石留をする場面もあるので、石留の実技も体験できます。
「アルチザンクラス」、「ブランディングクラス」を受講する場合も、最初にこの講義を受講し、試験に合格して、修了認定証を取得する必要があります。
アルチザンクラス
ブロンズコースA(6days)、ブロンズコースB(6days)、ブロンズコースC(6days)
シルバーコースA(12days)、シルバーコースB(11days)
ゴールドコースA(8days)、ゴールドコースB(9days)
プラチナコース(12days)
「よせもの」は、金属と金属を溶接（ろう付けやハンダ付け）で接合し形を作る技術です。通常の生活ではほとんど扱わない想像を超える高温でのろう付け作業になるため、最初から簡単にできるものではありません。また、特殊なパーツや材料が多いため、ハンダ付けの技術も必要となります。
「アルチザンクラス」では、これら技術を簡単な「よせもの」から順を追って修練できるようなカリキュラムになっています。そのため、修練スキルの達成度により、難易度の高いコースに進む指導プログラムとなっております。
さらに、コスチュームジュエリーに必要な曲げ線加工や、様々なパーツの取り扱い、ダイヤレーンの加工などを学ぶことができ、ジュエリーだけでなく、什器や雑貨などの製作もできる職人として広い知識を学ぶことが叶うクラスです。
※受講には「デザインクラス」において修了認定証を取得する必要があります。
※Bronze→Silver→Gold→Platinumコースの順に受講する必要があり、各コースで修了認定証を取得する必要があります。
ブランディングクラス
3days+report
自分でデザインして製作し、販売する「作家ブランド」や、、製作は外注に任せ、デザインと販売に集中する「デザイナーブランド」
を持つためには、ブランドとしての体裁を整えたり、価格設定、販売や集客など、ものづくり以外の業務が多岐にわたります。これら基本となる知識を座談会形式で質問や相談を受けながら語らいます。受講終了後、修了認定証を発行いたします。
※受講には「デザインクラス」において修了認定証を取得する必要があります。
